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コラム 食べると効果あり?!知れば知るほど奥が深い、チョコレートの健康効果

「チョコレートに目がない!」というチョコ好きさんはもちろん、「疲れたときに欠かせない」といったニーズにも応えてくれるチョコレート。種類も豊富で、ギフトから日常ユースまで幅広く愛されています。
そのチョコレートに、健康効果があるということをご存知でしょうか。
普段、何気なく口にしているチョコレートで健康への効果が期待できるとしたら、うれしいですよね。そこで今回は、チョコレートの健康効果についてご紹介します。

血圧を低下させる効果あり!生活習慣病の予防に期待されるカカオ・ポリフェノール

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チョコレートを食べることで健康への効果が期待できるなんて、ちょっと不思議ですが、そのヒミツは、チョコレートに含まれるカカオ・ポリフェノールにありました。
カカオ・ポリフェノールは、活性酸素を抑える働きをもっており、コレステロール値を安定させる効果があります。また、血圧を低下させたり、心疾患リスクを減少させるなど、さまざまな生活習慣病への効果が期待できると発表されています。とりわけ、血圧を低下させる効果に関しては、日本人に多い高血圧への対策として注目を集めている研究結果です。
高血圧とは、血液の流れによって血管の壁への負担が増大し、発症する生活習慣病で、症状によっては脳や心臓、腎臓など、命にかかわる重大疾患につながる可能性が高くなります。また、年齢が上がるごとに、血圧の正常値を保つことはむずかしいといわれ、男女いずれも50代になって正常値を維持しているのは、なんと全体の40%程度という結果が出ているのです。
日本人の生活習慣病に関するリスクの深刻化を考えると、カカオ・ポリフェノールへの多方面からの期待の高さに納得感があるといっていいでしょう。

要注意!チョコレートを選ぶ際にはトランス脂肪酸に気をつけること

要注意!チョコレートを選ぶ際にはトランス脂肪酸に気をつけること イメージ

「じゃあ、積極的にチョコレートを食べればいいのね!」と思ったそこのあなた!ちょっと待って!
ここでもっとも重要なのが、チョコレートの選び方です。
実は、「チョコレートなら、なんでもOK」というわけではありません。むしろ、チョコレートを食べ過ぎてしまうことで健康を害してしまう、なんてリスクもあるのです。
では、どんなポイントに気をつけたらいいのでしょうか。
まず、チョコレートの外箱を手にとって、成分表示(原材料表示)をチェックしてみてください。「植物油脂」「乳化剤」「香料」などの添加物が含まれていませんか?特に、植物油脂が多く含まれている場合、植物油脂に含まれるトランス脂肪酸を多く摂取してしまうことになるため、むしろ健康へのリスクが増大してしまいます。
トランス脂肪酸とは、その危険性から欧米では規制されている成分で、摂取が多くなると血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が増え、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が減ってしまいます。摂取が少ない人と比較すると、心臓病のリスクが高まる研究結果が発表されているのです。
これでは、健康への効果が期待できるどころか、健康を害してしまいますよね。ぜひ「トランス脂肪酸の摂りすぎはNG!」と覚えておいてください。

摂取量にこだわろう!1日に25グラム程度のチョコレートを食べる習慣をつける

摂取量にこだわろう!1日に25グラム程度のチョコレートを食べる習慣をつける イメージ

「トランス脂肪酸が多く含まれていないものを選ぶ」ということがわかりましたが、チョコレートをどのくらい食べても大丈夫なのかも気になるところです。
実は摂取量に関しては、トランス脂肪酸を規制している欧米諸国での“ある習慣”にヒントが隠されていました。
欧米では、昔からチョコレートを食べる習慣があり、カロリーが低く、トランス脂肪酸を含まず、カカオ・ポリフェノールを多く含んだ美味しいチョコレートが日常的に販売されています。こうしたチョコレートをきちんと選び、「1日に25グラム程度」食べることを心がけているのです。
なんて耳寄り情報!日本人の食生活はますます欧米化していますが、脂質を多く含む食事にばかり影響を受けるのではなく、古くから欧米に根づいているチョコレートの摂取習慣に目を向けたいですね。

本場のチョコレートで幸せに!美味しいチョコレートを食べよう

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最後に、健康に効果が期待できるチョコレート習慣をおさらいしておきましょう。
・チョコレートの摂取量は、1日に25グラム程度を心がける。
・カロリーが低く、トランス脂肪酸が含まれていないチョコレートを選ぶ。
・カカオ・ポリフェノールを多く含むチョコレートを選んだほうがいい。
せっかく食べるのであれば、ココロにもカラダにも良い摂り方をしたいですよね。ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。